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新版 これからの雑木の庭 [ 高田宏臣 ]
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家を建てると

今度は

庭どうするか問題が発生します

土のままではみっともないし

防草シートをしいて

砂利にしてしまおう

とか

コンクリートで固めてしまえ

とか

子供が小さいから

芝生の(人工、天然)仕上げにしよう

とか

やっぱり

シンボルツリーを植栽して

かっこよくしたい

などなど

太陽光パネルを載せ

高断熱住宅にして

ゼッチ住宅にしたのなら

ECOの観点も見逃しては

片手落ちで

そうなると

植栽をして

緑化率なんて言葉もあるくらいですから

庭でも緑を増やすのは

エコな行いです

また

人間の美的感覚にも

植栽は訴えてくるので

庭を眺めながら

青々とした木々を見るのは気持ちの良いことです

そして

里山にあるような

人間の精神的な疲れを癒やしてくれる力も

植栽にはあります

これを自分の家の庭で実現できるのは

なんと贅沢なことでしょうか

ただ

植栽には大きな

デメリットもあります

それは管理の大変さ

虫の発生

大きくなりすぎた木はどうしたら良いのでしょうか

これらの事が大きなネックとなり

なかなか

簡単には家に植栽をするヒトが

少なくなるのです

「木なんて管理が大変だからやめておきな」

家造りをしているときに

年長者からいくど

言われたことでしょう

人間の心に訴えかけてくる

植栽は管理が大変

ではどうするのか

そこで

雑木の庭が出てくるのです

雑木の庭は

自然と人間の調和の上に出来上がっています

なぜ

雑木の庭の管理は容易なのか

人間社会とのパラレルな関係で

考えてみますと

こちらが常に気を使ったいなければまともに付き合っていられない同僚

常にこちらが

あちらの機嫌を伺って

警戒していなくてはならないヒト

一方

こちらはなんの苦労もいらない

自足している同僚

自分の精神的なメンテナンスがよく出来ているヒトは

こちらが気を使うまでもなく

自分で自分を抑えてくれ

良好な人間関係を築くことが出来ます

東洋哲学的にいうと

タオにかなった生き方をしているヒト

常識のあるヒト

心の中の各コンプレックスが

それぞれ

正しい場所にいる人

この自足して大人なヒトを

雑木の庭と考えてみると

この本の著者は

森の木々の変遷を理解したうえで

「落葉高木(コナラ クヌギ)を中心にして 中木 低木 グランドカバーを一つの雑木の木立として

作る庭木が一番自然な庭木の作り方だ」

という結論を持っています

例えば

素人が何も考えずに

好きな庭木を植えたとして

それに

害虫が大量発生したとして

その事件に素人はせいぜい

専門家に依頼して

消毒してもらうことくらいしか出来ません

これが

ちゃんと自然の秩序に則った

植栽をしている庭木なら

仮に

害虫が発生しても

それを

なんとか自然の力で並行を取り戻す事ができるようなのです

何も人間の力を借りずに勝手に

自然がなんとかしてくれるのです

もちろん

里山のように

ある程度人間が手伝いをしないと

ならない面もあるでしょうが

(たとえば剪定)

それでも

過去の日本の庭

松とかそういった木を植えるような庭よりも

ずっと簡単に管理ができるようなのです

もちろん

この著者のことを100%信頼してもよいのかどうかは

わかりませんが

すくなくとも

自分の庭作りのヒントくらいにはなる本であると

思いました

投稿者

しま管理人

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