
我が家の外構を担当してくれた
外構屋さんが
芝生の施工のあと
こう言いました
「ああ スギナが出てしまってますね」
「スギナ?」
私はスギナを知りませんでした
「ええ 結構厄介な 雑草ですよ」
(まじかよ なんだ スギナって)
見た目はなんとなく
クリスマスツリーみたいで
グロくはない

何でも
地下茎でつながっていて
駆逐するのが
とても厄介な雑草のよう
抜けば抜くほど
出てくる
雑草の中の雑草
竹のような植物であるようです
厄介な雑草が
私の庭に住み着いてしまって
と考えると暗澹たる気分になりました
俺が何をした!
もしかしたら
植栽の植物に混じって
ここに来てしまったのではないか
実際
ご近所さんの庭にはスギナがいない
駆除する方法は
除草剤を
筆のようなものをつかって
一つ一つ
塗っていくらしい
外構屋さんが帰ったあと
早速ホームセンターで
除草剤を買いに行きました
しかし
その移動中
車の中で
私の心の声が
(本当にそれで良いのか?)
と訪ねてきました
そう
科学的な方法で
自然に立ち向かうと
必ずなにか
しっぺ返しを食い
ろくなことにはならない
というのは
良心の常識
ホームセンターの駐車場に
車をとめ
向かったのは
ガーデニングコーナー
手にしたのは
除草剤のかわりに
小さな鎌
除草剤を買うことをやめて
小さな鎌を買うことに
しました
それは
このスギナと言うやつと
付き合うためのものでした
とりあえず
このスギナ
我が家の庭では
気にならない大きさの高さで
維持するために
こまめに
大きさを管理してやろう
と決めました
この厄介なスギナも
なにか意味があって出てきているに違いない

そして
案の定
調べてみると
とても重要な植物である
らしい
ということがわかりました
スギナは
我が家のように
新しく造成されたところによく出てくるようで
酸性の土壌を好む植物
自然の大地に
人間が手を加えて
乱れてしまった
土中環境に
急先鋒として
現れる
雑草のようです
人間の免疫で言う
好中球みたいなもの?
酸性の土壌を中和する力を持ち
土壌が中和すると
自然と衰退していく
雑草のようです
これを強引に
除草剤なんかで
駆除してしまうと
大地が整わず
植物が健康に育たない
土地になります
スギナは酸性土壌を
せっせと中和するために
大地に顔をだし
植物の環境を整えようと
頑張ってくれているのです
善と悪とで
十把一絡げに物事を判断しない
そこに
意味を読み解くこと
スギナという雑草が私に
リアルに教えてくれた
体験でした