家造りの打ち合わせ段階で
小さな子どもがいる場合
打ち合わせには子供を連れて行くか
いかないか
なかなか迷うところです

我が家も設計段階で長男は4歳
寝ているとき以外
片時もじっとしていることができない年頃
食事中ですら歩き回るのですから
妻のお腹には次男がいました
そしてひどいつわりの状態
ほぼ寝ているしかできない状態
注文住宅は
たくさんの打ち合わせがあります
打ち合わせは長時間に及ぶこともあります
たくさん決めていかないといけないことがあります
そんなときに子供がいると
色々と話し合いがやりにくいことが起こります
キッチンはアイランドにしますか
とか
お風呂の仕様はいかがしますか
とか
外壁は
なんて話しているときに
子供は
やれ、ミルクが欲しいとか(赤ちゃんの場合)
おむつが汚れたとか
眠くて泣くとか
走り回るとか
なかなか落ち着いて話し合いができないことがあります

やっぱりどこかに預けてしまって
打ち合わせは大人だけで行うべきなのか
と考えます
我が家は
4歳の息子と、ひどいつわりの妻をつれて
何度か打ち合わせに行きました
(全てでなく、要所のみですが)
建築会社さんにはご迷惑をおかけしたと思います
しかし、
やはり子供は参加させて良かったと思ってます
それは
子供の教育的に良いという理由と
建築会社の方に
私達家族のイメージを持ってもらいやすくなるという理由のためです
子供にしてみれば新しい家ができるのだな
という覚悟が子供なりにでき
また建築士さんは
我が家の家族のイメージを作れ
よりよい間取りの作成に寄与すると
感じました
物事は合理的なやり方ばかりが良い影響を及ぼすとは限らず
案外無駄と思われることに大事なものが隠れていることもある
しかめっ面をして判断に迷っているところを
子供の何気ない行動にヒントをえて
物事がすんなり収まるみたいなことはよくあります
子供が走り回ったり、言うことを聞かなかったり、
我儘言ったりという家庭の雰囲気を感じてもらうことは
家造りの大事な要素だと思うのです
もちろん要素に過ぎず
子供はすぐにおとなになり旅立っていくので
子供中心の家ではならないと思います
というわけで
建築会社さんさえご迷惑でなければ
ぜひ
小さな子どもでも連れて行って
話し合いに参加させれば良いと思います
もちろん
おもちゃやお菓子を持たせて退屈しないように工夫は必要だろうと思います
(多分それでも大人しくはしていないでしょう)
技術が発達してより良い家が作れるようになった
とはいえ
最終的に作るのは人間なので
やはり
ヒトとヒトとの関わりを密にしておいたほうが
家造りはスムーズに行くのではないか
と今は感じています